バイクを所持する方はバイクにも引っ越し手続きが必要なのは知っている、でも何をしたら良いのかわからない、面倒だな……と思うことはあるのではないでしょうか?
バイクに乗ることが趣味である私は、原付、126cc〜250ccまでの様々なバイクを引っ越しさせてきましたが、毎回運搬業者を見積もったり、手続きに何が必要なのかを調べていました。
引っ越しには荷物の移動や手続きが重要です。バイクの引っ越しも新しい場所へのスムーズな移動には欠かせません。
バイクの引っ越し手続きには125cc以下、126cc~250cc、251cc以上といった具体的な分類があり、それぞれのバイクに適した手続きを行うことが求められます。さらに、手続きを行うタイムリミットや注意点にも留意することが重要です。引っ越しの準備に忙しい中、手続きの煩雑さに頭を悩ませることは避けたいものです。
手間や時間を節約し、スムーズなバイクの引越しを実現することができるように、ご紹介していきますね!
1.バイクの引っ越しにおいて必要な書類が知りたい人
2.何からやれば良いのかわからない人
はじめまして!バイクが趣味のうかれ猫です♪
30代で8回以上の引っ越しをしてきました。
バイクの引っ越しの基本手続き
バイクを引っ越しする際には、手続きが必要です。
移転や住所変更に伴い、ナンバープレートや自動車保険などの手続きが必要になります。
これからは、125cc以下、126cc~250cc、251cc以上のバイクの手続き方法やタイムリミット、代行業者のメリットについて順にご説明します。
125cc以下のバイクの手続き
125cc以下原付 | |||
注意事項 | ※引っ越し先が同一市内であれば手続き必要なし | ||
ナンバープレートも同じものが使用可 | |||
引っ越す前 | 役所 | 持って行くもの | 標識交付証明書 |
ナンバープレート | |||
身分証明書 | |||
印鑑(認印可) | |||
記入するもの | 軽自動車税廃車申告書兼標識返納書 | ||
渡されるもの | 廃車申告受付書 | ||
引越し先 | 役所 | 持って行くもの | 廃車申告受付書 |
引っ越し先の住所がわかる証明書 | |||
印鑑(認印可) | |||
渡されるもの | 標識交付証明書 | ||
ナンバープレート | |||
注意事項 | 自分で原付き125cc以下を運転して運ぶ場合は | ||
公道が走れなくなるため、引越し先でまとめて手続きする |
125cc以下の軽自動車の別の市区町村へ引っ越す場合は引越し手続きでは、新住所へのナンバープレートの変更が必要となります。
また、管轄の市区町村役所にて住所変更の手続きを行う必要があります。
※125cc以下のバイクは同じ市区町村での引っ越しの場合は転居届を提出することで住所が変更されるため、手続きの必要はありません。
手続きが本人ではない場合は委任状が必要です
126cc~250ccのバイクの手続き
126cc〜250ccのバイク | |||
引越し先 | 陸運局 | 持って行くもの | 軽自動車届出済証 |
自賠責保険証明書 | |||
引越し先の住民票 | |||
印鑑 | |||
ナンバープレート | |||
ナンバープレート交付代 | |||
記入するもの | 申請書 | ||
軽自動車届出書 | |||
軽自動車税申告書 |
※手続きをするのが本人ではない場合は委任状が必要です。
※自賠責保険証書の期限が切れている場合は新たに加入します。
※住民票は発行から3ヶ月以内のものです。
126cc~250ccのバイクを引越しする際には、125cc以下と同様にナンバープレートと自動車保険の住所変更が必要です。
このクラスのバイクの場合も、管轄の市区町村で手続きを行います。
車庫証明が必要な場合もあるので事前に確認しておきましょう
251cc以上のバイクの手続き
251cc以上のバイク | |||
引越し先 | 陸運局 | 持って行くもの | 自動車検査証 |
自賠責保険証書 | |||
引越し先の住民票 | |||
印鑑(認印可) | |||
ナンバープレート | |||
ナンバープレート交付代 | |||
記入するもの | 申請書 | ||
手数料納付書 | |||
軽自動車税申告書 |
※自賠責保険証明書の期限切れの場合は新たに加入します。
※引越し先の住民票は発行から3ヶ月以内のものが必要です。
※手続きするのが本人ではない場合は委任状が必要です。
251cc以上のバイクを引越しする場合は、125cc以下や126cc~250ccと同じく、ナンバープレートや自動車保険の変更手続きが必要です。手続きに時間がかかることも考慮して、余裕を持ったスケジュールで行うことが重要です。また、市区町村によって手続きの方法や必要書類が異なるので、事前に確認しておきましょう。
市区町村によって必要書類が異なる場合もあるので要確認♪
手続きのタイムリミットと注意点
バイクの引越し手続きにはタイムリミットがあります。
引っ越し先によっては、一定期間内に手続きを完了させなければならない場合もあります。
遅れると追加料金が発生する可能性もあるので、注意が必要です。また、手続きの際には書類の不備やミスがないよう、慎重に行うことが重要です。
自賠責保険と任意保険の住所変更手続きも忘れずに
自賠責保険や任意保険も契約者の住所が変わった場合は保険会社へ連絡する必要があります。事故の際に保険を使う場合に時間がかかったり、支払われない可能性もあるため、すみやかに行いましょう。
バイクの引っ越し・住所変更をしないとどうなる?
「面倒だからそのままにしておこう」「また引っ越すから」と、バイクの住所変更を怠っていると、過料が科せられる可能性があります。
道路運送車両法では、車の登録情報に変更があった場合、変更登録申請を15日以内に行うことを定めています。これは、所有者の変更だけでなく、引っ越しや氏名変更、保管場所の変更などにも適用されます。
さらに、バイクの住所変更を行わずにいると、自動車税の納付書が届きません。
支払いが遅れると延滞金が加算されます。
郵便局の転送サービスを使ったとしても1年までなので引っ越しから15日以内にバイクの住所変更を済ませましょう。
引っ越しはまず免許証の住所から変更するとあとが楽になります
代行業者に依頼するメリット
バイクの引越し手続きは面倒な作業が多いですが、代行業者に依頼することでスムーズに手続きを行うことができます。
代行業者は手続きに詳しく、煩わしい書類の準備や手続きの代行をしてくれるため、時間や労力を節約できます。
また、代行業者の利用で間違いを防ぎ、手続きを確実に進めることができます。
バイクの引越し手続きは慎重に行うことで、円滑に移転作業を進めることができます。
手続きを効率的に進めるためにも、事前に必要な書類や手続きの流れを確認しておくことが大切です。引っ越し先での新生活に向けて、バイクの手続きもスムーズに完了させましょう。
バイクの輸送はどうしたら良い?
引っ越し先にバイクを運ぶためにはいろいろな方法が考えられます。
- 自分で運転して引っ越し先まで行く
- 引っ越し業者に依頼
- バイク輸送業者に依頼
自分で運転して引越し先まで行く
運送料金がかからない方法ですが、遠距離等の引っ越しには少し疲れてしまうかもしれません。
引越し業者に依頼
以前、引越し業者に見積をだしてもらった際に、その業者の方に引っ越し業者ではなく、バイクの運送業者に頼んだほうが安いですよ!と親切にも教えてもらいました。
バイク運送業者に依頼
一番経験豊富で安心して運んでもらえる方法だと言えます。
自宅からスタッフが運んでくれて指定場所まで送ってくれるドアtoドアと、自分でデポまで運んでデポに受け取りに行くデポ輸送の2つの方法がありますが、料金はデポ輸送が安いです。
私は両方経験がありますが、ドアtoドアは引っ越しで疲れているときにはとても助かりますし、デポ輸送は料金が安いのでどちらもメリット・デメリットがあります。
自分に適した方法を選びましょう
今回は「バイクの引っ越しの基本手続き」についてご紹介させていただきましたが、引っ越しの際にやることをまとめたチェックリストもご用意しております。
さらに、引っ越しの際には断捨離や片付けも重要なステップとなりますので、年代別の片付けの心構えやステップをまとめたこちらの記事も御覧ください。
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